くいなゴールド

Kuina_black_gold
くいなごーるど
(名)田嘉里酒造所
創業1949年 本島北部
アルコール43度 常圧蒸留
詰口年月日 2006.06.12

ラベルには「KUINA BLACK」と書かれているのにこの酒は「くいなゴールド」と呼ばれている。何でかというと「KUINA BLACK」にはゴールドのラベルとシルバーのラベルの2種類あるからだ。ゴールドは8年古酒ベースの43度でシルバーは5年古酒ベースの40度となっている。

ややこしい事にこの酒造所は以前「くいなゴールド」という12古酒を販売していた。なので間違えないためには「ブラックのゴールド」などと呼ばなくてはならない。ただ、本物の「くいなゴールド」は残念ながら数年前に終売しており今では幻の銘酒となっている。

香りは複雑で重厚な甘い古酒香。その後に除光液のような揮発系の香りが来る。味わいもなかなか複雑で甘み、辛み、酸味のバランスが良く旨味もしっかりしている。飲み込んだ後の余韻も長く香りが喉の奥に広がっている感じ。少しずつゆっくり楽しみたい酒だ。飲み方は古酒香の楽しめるストレート。お湯、水で割っても旨いが少しもったいない気がする。

☆☆☆

参考「田嘉里酒造所

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まるた

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まるた
(名)田嘉里酒造所
創業1949年 本島北部
アルコール30度 常圧蒸留

丸に田でまるたと言う名前のこの酒は日本一の長寿の村である大宜味村にあり、地名の田嘉里(たかざと)から田の字をとったのだそうだ。精米所を利用した集落共有の酒造所として創業したらしいが最初は今帰仁から黒糖を買い付け、黒糖酎を造っていたようだ。

村の80%近くが森林で山原(やんばる)と呼ばれているのだが酒の名前にもなっている天然記念物のヤンバルクイナが有名。ヤンバルクイナだけでなく村にはノグチゲラやアカヒゲ等の天然記念物や日本一美しい蛙といわれるイシカワカエルがいるらしい。そしてこの村には16もの河川があり、水が美味しいことでも有名だ。沖縄一美味しいと言う人もいる。この水で「まるた」は造られている。

美味しいで思い出したが、ヤンバルクイナ(鳥)はすごく美味しいのだそうだ。天然記念物に指定される前は普通に食べていたらしい・・・いなくなる訳だ。前に石垣島のマングローブ林でやんばるくいなっぽい鳥を見かけた。ものすごい勢いで走り去っていったがシロハラクイナというらしい。こちらはまだたくさんいるとのこと。ちなみに9月17日はクイナの日だそうだ。

香りはごく弱いフルーツ系の香り。アルコール臭のほうが強いかもしれないがコップに注いでからしばらくすると甘い香りがする。味わいは甘みとじんわりした旨味。ちょっと苦みのような物も感じる。最初は地味な酒だと思っていたが飲み進めるうちに旨味が拡がってくる。後味がいいのだ。ファンが多いというのもうなずける。飲み方はストレート。水割りでもくずれずに旨味は残っている。でも水割りにするなら販売されている大宜味村の水「七滝の水」で味わってみたい。
☆☆☆+0.5

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