千年の響

Sennennohibiki43
せんねんのひびき
有限会社 今帰仁酒造所
創業1948年 本島北部
アルコール43度
詰口年月日 2008.02.28

前回は甕貯蔵の千年の響きでしたが今回はスタンダードな方の樽貯蔵です。こちらも毎月の出荷量が決まっていて流通量は少ないようです。ボトルを覆っている紙にも「限定品」の文字があります。この紙ですが2008年の4月からグレーっぽい色から茶色に変更されました。理由は使用していた紙が資材メーカーで廃番になったためだそうです。定期的に購入されているにもかかわらず廃番とはいかに出荷量が少ないかを物語っているようです。

香りは甘い香りだが古酒香というよりは樽の香りでほとんど熟成したウイスキーの香りに近いのではないか。ちょっと甘酸っぱいような香りもある。味わいはクセのない樽の味が先に来るが思った以上に濃厚で甘みも旨味もたっぷり。甕貯蔵に似たとろみや旨味はこれが泡盛の古酒であると主張しています。

☆☆☆+0.5

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千年の響かめ壷貯蔵

Sennennohibiki_kame
せんねんのひびきかめつぼちょぞう
有限会社 今帰仁酒造所
創業1948年 本島北部
アルコール43度
詰口年月日 2008.02.08

通常の「千年の響」は樽貯蔵だがこの「千年の響」には「かめ壷貯蔵7年古酒」と書いてあり、見た目もまったく違う酒となっている。聞いたところによるとこの酒は樽貯蔵の「千年の響」と同じ原酒を甕に貯蔵したものらしいです。どうも「かめ壷」という言い方が九州っぽくて違和感があるなぁ。などと思いつつ今帰仁酒造所のサイトを見ていたら今年の8月1日から会社のロゴが変わったそうです。新しいロゴにはそのかめ壷が描かれています。創業60周年だそうです。

この酒は今年からの限定販売だそうですが限定だけあってラベルもボトルも非常に凝った造りをしています。販売は沖縄県内のみということでお土産なんかに良さそうですね。

香りは甘いバニラの香り。7年古酒だけあってちゃんと古酒香が出ています。味わいは甕味はほとんど無いが若干のとろみ感があり甘み、辛味とやや強めの旨味のバランスが良くてわりとスタンダードな感じの古酒です。

☆☆☆

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梅美人&梅見月

うめびじん&うめみづき

梅美人
umebijin
瑞穂酒造株式会社
創業1848年 那覇市
アルコール13.0度~13.9度
エキス分2%以上21%未満
詰口年月日 2005.06.14

梅見月
umemiduki
有限会社 今帰仁酒造所
創業1948年 本島北部
アルコール12度
原材料 泡盛、三温糖、梅果汁
詰口年月日 2005.07.30

最近、梅酒の種類が増えているような気がする。酒屋に行くと梅酒置き場が大きくなっているのだ。メーカーはというと少し前まではチョーヤだけだったのが最近では各種本格焼酎を使った梅酒の他に日本酒で漬けた梅酒もある。どちらも以前からあるにはあったがそんなにあちこち出回っているものではなかった。やはり有名芋焼酎メーカーの梅酒がきっかけなのだろうか。

私の場合は市販の梅酒の甘いのが嫌で無糖の梅酒を作っていたのだが最初は梅の味わいを壊さないようにとホワイトリカーだったがだんだん焼酎、日本酒、97度のスピリタスなどいろいろ挑戦してみたがビンには漬けた年しか書かなかったのでよくわからないまま飲んでしまった。結局、梅の酸味が強いと酒の特徴が薄れるようだ。1個真っ黒になって失敗したのは多分日本酒だと思う。

瑞穂酒造のあわもり梅酒「梅美人」だが、香りはそれほど強くはない梅酒の香りと弱いアルコール、それと微妙な本格焼酎っぽい香り。泡盛の香りかと言われればそうかもしれないが瑞穂の特長は無くなっている。梅酒では逆にそれがいいのかもしれない。味わいは梅の酸味や糖分が抑えられ、マイルドな口当たりで飲みやすくなっている。普通の梅酒よりは泡盛の梅酒であることをちゃんと主張しているように思う。甘みを抑えた梅酒が好みの人にはいいかもしれない。
☆☆☆

今帰仁酒造所の「梅見月」だが、原材料に梅果汁と書いてあるのが微妙に気になるが泡盛古酒をベースにした梅酒で、香りは梅の香りが強く、もぎたてのフルーティな梅の香りであまり泡盛の香りはしないように思える。味わいは酸味がありどちらかというと「梅美人」よりは梅酒っぽい感じ。甘みもこちらのほうが強く梅のエキスもたっぷり出ているようだ。古酒をベースにしているが熟成感というよりは新鮮でフルーティな感じがする。これはこれでうまいのではないか。
☆☆☆

参考「梅酒2003年


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美しき古里

uruwasikifurusato.jpg
うるわしきふるさと
有限会社 今帰仁酒造
創業1948年 本島北部
アルコール30度

今帰仁といえば世界遺産(琉球王国のグスク及び関連遺産群)の今帰仁城が有名だ。城壁がある城として日本最古の城だそうだ。広大な石垣が印象的だった。しかし、私としては今帰仁城より帰り道で見かけたSONY坊やのほうが気になったりして。
sonybouya.jpg

金色のラベルがとっても印象的な「美しき古里」だがよく見たら今帰仁城が描いてあるんだね。今、気が付きました。この酒造所は従業員も45名とそれなりの規模の会社でけっこう多品種の銘柄を造っているのだがその名前が「千年の響き」とか「夢幻の宴」など幻想的な古城を連想させるような名前が付けられている。それぞれ銘柄ごとに甕、ステンレスタンク、ステンレスタンク+樫樽(多分オーク)と使い分けていて水は乙羽山麓の岩清水を使っているそうだ。

香りは最初アルコールの匂いが強いがしばらくすると少し甘酸っぱい香りがする。後から米の蒸した香りもしてくる。味わいはけっこうすっきりして雑味のない味わい。最初にアルコールを感じるのではんたばるを思い出させる。じっくり味わうと米の甘みも感じる。飲み方はお湯割り。温度が上がると甘みが感じられるので。少し涼しくなってきたのでお湯割りも美味しく飲めるようになってきた。
☆☆☆

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