

ずいせん はくりゅう & すいぜん くーす
瑞泉酒造株式会社
創業1887年 那覇市
アルコール40度 常圧蒸留
詰口年月日 瑞泉白龍 2004.11.24
詰口年月日 瑞泉古酒 2005.01.27
2004年の泡盛鑑評会で沖縄県知事賞を受賞した酒が瑞泉白龍だ。「白龍」じゃないが「おもろ10年」も2004年末にドイツで行われたインターナショナル・スピリッツ・アワードで金賞を受賞している。また「瑞泉 古酒」が第二十回全国酒類コンクールで同コンクール初の満点でグランプリ受賞と瑞泉酒造は最近賞をもらうことが多い酒造所だ。まあ、こまめに出品しているということなのだろうが審査員の好みが泡盛に向かってきているのではないだろうか。
8年古酒の「白龍」はかなり売れたようで瑞泉の在庫が少なくなり2005年に入ってから急遽、1000円程値上げになってしまった。その代わりに出たのが「白龍」をベースにブレンドした「瑞泉 古酒」だ。価格は値上げ前の「白龍」と同程度の価格となっているがこの酒が全国酒類コンクールでグランプリを受賞しているのだ。初めグランプリは「白龍」かと思っていたら、どうも名前も酒そのものも違っているようだ。せっかくなので両方飲み比べてみることにした。
どちらも化粧箱に入っているのだが箱も微妙に違っている。どちらも白っぽい箱だが「白龍」は木目模様で「瑞泉 古酒」は和紙の模様が入っている。中身はというと「白龍」がつや消しのフロスト瓶で和紙のラベルに本場泡盛 8年熟成古酒とある。「瑞泉 古酒」は普通の紙ラベルに箱と同じ和紙模様がプリントされていて瓶はツルツルだ。また、表記が本場泡盛という文字が琉球泡盛に変更になっている。瑞泉の文字はどちらも同じで以前から使われている字体だ。誰かの手書きであろうと思われるが、ちょっと素人っぽい筆文字で若干右下がりのクセがある。もしかして社長の字なのだろうか。
まず香りだが「白龍」はさすが8年古酒といった感じでちょっと甕臭にも似た複雑な古酒香がする。「瑞泉古酒」の方はというとこちらも白龍ほどでもないが古酒香がなかなかよろしい。自主基準以前なら8年古酒として充分通用しているんじゃないだろうか。味わいはどちらも甘さは感じられないが旨味はたっぷりで濃い口。男性的といえるかもしれない。両者を飲み比べると8年古酒100%ということで白龍のほうがよりまろやかでアタックが少なく、口当たりの違いははっきりわかる。ストレートで飲むなら断然白龍だ。しかし、水割りとなると状況が変わってくる。どちらもほとんど差はなく同じくらいに旨い。旨味と酸味のバランスがすばらしく、甘みも少し出てくる。元々濃いめなので水で割っても良く伸びる。鰹のたたきに合わせてみたが良く合う。日本酒並みにどんな料理でも合うんじゃないだろうか。ちなみに鰹のたたきは酢醤油にからしをちょっと付けるのが好きです。
☆☆☆
参考:「瑞泉」
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いやしかし、40度の4合瓶を2本飲むのは結構時間がかかりました。
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